FEATURES

2019.10.15
“LEATHER SHOES”

私たちのシグネチャーピースでもあるナローラストのエンジニアブーツとモンキーブーツ。
1930年代アメリカのワークウェアからのインスピレーションとなります。 大変に賑わいを見せていた当時のアメリカ、素晴らしいプロダクトがうまれている事は既に有名ですが、ワークウェアに関しても同じ事があてはまり、ワークウェアにテーラータイプのデザインを用いていたりと、とてもユニークです。

オリジナルで制作したナローラウンドトウは、マッシブ過ぎず、大袈裟なトウの持ち上がりを押さえる事でスラックスやスーチングスタイルにもフィットしてくれる事でしょう。 またソール裏に打ち込まれるオリジナルで制作されたプレートも静かにブランドアイデンティティを主張してくれます。


<HORSE LEATHER>

馬の臀部,ITALY イタリアの原皮を用いて、フルベジタブルタンニンで鞣されるホースバットは、 革の厚みこそはマッシブな印象ですが、たっぷりとオイルを含んでいるのでもっちりとして 肌に馴染むような質感が特徴的となります。 またこの原革は、血栓があまりはいらず 量産時のクオリティが高いのも特徴です。 カーフの様なルックスと、カウショルダーかのような肉感を併せ持つ 大変に高品質なホースバットとなります。 勿論経年変化による深みも保証します。

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新作となる2型は、戦前のアーカイブのフォルムをベースに、オリジナルの木型制作からスタートしました。

右から、1920年代頃の英国のビジネスマンがインスピレーションの、
<Banker>
同じく当時の富裕層たちがインスピレーションの、
<Trader>

幾度の修正を重ねて完成した木型は、ラウンドトウをベースに、先端に連れてナローに絞りをいれ、 トウの持ち上がりを抑えたクラシックなラウンドトウとなります。
レザーにはイタリア、バダラッシのバケッタレザーを用いて制作した後に、 一点一点仕上げで馬布磨きをした後に、更にオイルを入れてブラッシングをしています。

<COW LEATHER>

牛革,ITALY (BADARASSI CARLO)社 リアルバケッタレザーは通常の革に比べてオイルの含有量が格段に違います。 さらに表面にワックスを施す事でより柔軟性、耐久性を高めています。 ベジタブルタンニンで鞣されたこの革は履き込むに連れて大変に早いスピードで味わいを増して行く事でしょう。