今シーズン、BADALASSI CARLO社(注1)でオリジナルで作成したPUEBROLEATHER(注2)を使用したレザーグッズ。
すべて経年変化を楽しめる事を念頭に置いて作成されたアイテム。定番として作り続けているウォレット、コインポーチに今回新しいトラベルパスが加わった。インナーはインディゴストライプを用いており、レザーとデニムでもOLD JOEらしい素材選びで他には無いルックスが長く楽しめる一品。
オフィサーシューズとフィールドブーツ、また新作のレザーサンダルも、ステッチの細かさ、黒布磨きし、面取り等、こだわりのディテールを上げればきりがないほどだが、見た目は必要最低限、シンプルに仕上げた事により、今まで以上に素材やディテールの良さを感じる事ができる。
OLD JOEの提案する現代における新しいジェンツスタイルが、この一足に詰まっている。
注1)BADALASSI CARLO社
イタリアのサンタクローチェ地方で1000年以上もの歴史を持つと言われている”バケッタ製法”を継承するタンナー。牛のすね骨やかかとの骨を煮て作られる牛脚油を用いて時間をかけすぎるくらいにたっぷりと加工する事により、革は油分の抜けにくい上質な表情を持つ事ができます。また、経年変化に関しても、素晴らしい表情を魅せます。
注2)PUEBRO LEATHER
今回、OLD JOEで使用する革は、BADALASSI CARLO社で鞣し、加工を行なった後に、手作業により表面に細かい傷をつけた表情豊かなプエブロと名付けられた革です。プエブロとは、ネイティブインディアンたちが日干し煉瓦で作った住居のこと。まさにその名の通りの荒々しい表情を持っています。