春夏に登場したダブルブレステッドのスーツ。今シーズンはオリジナルで製作した”WARM CORDS”を用いています。
1900年代初頭から見られるこのマテリアルは、当時ウールがとても高価なものだった事を物語っています。 またコットンをウールの様に見せるために様々なテクニックをみる事ができ、このプリンテッドコーズもその産物の1つと言えます。
またデザインに関しても、打ち合わせの高さやポケット位置、ボタン位置が1920年代を彷彿させる大変にクラシカルな雰囲気を持っています。 ですが、シルエットはウエストシェイプの弱い、程よいAラインなので、気張りすぎずリラックスした表情となっています。 スーツとして提案してはいますが、あくまでカジュアルジャケットなので、必ずしもタイドアップする必要もなく、 ワークウェアなどと同じ感覚で纏っていただきたいジャケットです。