私たちのプロダクトを構成する上で欠かせない要素のひとつ。
COLOR。色の重要性。
それは黒を例に出しても、世の中には幾つもの黒色が存在し、赤味の強いものから青味の強いもの、
又は明度の低い黒、、といったように無数に存在しています。
私たちは、糸、生地を染色するにあたり独自性を重要視し、絶妙で言葉で説明がつかないような
自然界にあふれる対象物をヒントに色味を表現することが重要であると考えています。
それは例えるなら、年月をかけて経年変化した煉瓦の色、深いシワを刻んで味わいの増したリネンの色、自然界が作り出す鉱物の色、何百年と経年変化したクジラの骨の色、モロッコで出会った砂山の色、、と言った具合に。
様々なヘリテージプロダクトと、それらが混ざり合う事で、プロダクトのオリジナリティーを高め、
更に強く、ユニークものが生まれると考えています。
“BONE”
真白ではない白。グレーやベージュ味がかかったような色合い。
“DUNE”
砂漠のようなベージュ。薄すぎず、濃すぎず、ニュートラルな存在の色合い。
“CAYENNE”
乾燥させた唐辛子の持つ美しく深みのある色合いの赤。
“GRAPHITE”
炭のようなグレイッシュな色合いの黒。着古したかのような退色感を持つ。
“MANDARINE”
目の覚めるような強さと、濃い深みのある色合いのイエロー。
“PEWTER”
重厚感のあるアンティークグレーの色合い。
“SIENNA”
歴史を感じさせる黒味を帯びた赤茶色。
“STONE”
ムラや透明感と、少し赤みが入ったような色合いのグレー。